歯磨き１分の人はドルツEW-DJ61

パナソニックのドルツ　EW-DJ61

近くで話していると相手が顔をそむける。自分の口に手を当てて、ハ～ッと息を吐いてみると自分でも口臭に気が付く。口臭の原因は口の中だけではありませんが、普段の適当な歯磨きが原因かもしれません。
鏡で歯茎を見たとき、歯茎がピンクよりも赤に近い。歯茎が下がってきいる。触るとブヨブヨしている。こんな症状があるなら歯周病かもしれません。口臭はもっとひどくなり、いずれ歯が抜け落ちていきます。

口臭の原因になっている歯茎を引き締める

ウォーターピックを初めて使ったときは、自分の口臭に気が付きます。それが特定の箇所だと、そこに水流を当てると臭いがきつくなるのがわかります。そこは特に歯茎が弱っている箇所です。毎日使い続けると歯茎が引き締まり、臭いも薄くなっていくのがわかります。

フィリップスなどの大手からマイナーメーカーまでいくつか出ていますが、お勧めするのはパナソニックのドルツです。パナソニックのウォーターピックは、日本歯科医師会推薦の製品です。
※ドルツはパナソニックのオーラルケア製品全体の名称で、ウォータピックだけの名称ではありません。

ドルツEW-DJ61 使い方のノウハウ

ノズルは一人１本

ノズル部分は取り外しができるので、家族で使うなら、個人ごとにマイノズルにしましょう。購入時には、白とグレイの２本のノズルが付いていますが、大きめの家電量販店なら大抵ノズルだけでも１本150円ぐらいで売っています。色は他には赤と青があります。またノズルスタンド（使わないときに立てておくもの）が付属しており、４本までならそこに挿しておけます。

お勧めはバブル

切替スイッチのジェットとバブルですが、ジェットは激しい水が吹き出します。水をまくホースの口を押さえたときのような水の勢いです。バブルは水が小さな球になって弾丸のように弾き出ます。ダイヤルを上げると口の中をバチバチ叩くようで、歯茎のマッサージ効果も期待できます

歯と歯茎以外にあてない

使用時の注意点です。水の勢いは結構ありますので、歯と歯茎以外にはあてないようにしてください。間違って舌にあてると、舌がヒリヒリになります。
使うときは、長袖を着ているなら、肘のあたりまで腕まくりをし、肘を口よりも上の位置にもってくると、腕まで水が垂れてくることを防げます。

最初は血がにじむ

始めて使うときは、水量調整のメモリは、１か２ぐらいから始めた方が良いでしょう。
普段から歯茎のケアが十分でない人、歯磨きを１分程度で終わらせている人（いずれも私です。）が、初めて使うと、間違いなく歯茎から血がでます。それでも毎日続けているとそのうち血がにじまなくなりますが、これは歯茎が引き締まってきた証拠です。

歯磨きと一緒に

ドルツを使うと歯に付いた食べカスを落とすことはできますが、かといってこれまでの歯磨きの習慣が不要になるわけではありません。虫歯や歯周病予防のためには、引き続き歯磨きは必要です。
ドルツ単独で使ってもかまいませんが、今では夜の歯磨き前にドルツで食べカスを落とし、そのあと歯磨きをするようにしています。食べカスと歯磨き粉がグチャグチャになって、歯磨きするよりもスッキリと歯磨きを終わることができます。

温水

タンクに水の代わりに温水を入れて、バブルモードでドルツをすると、口の中で温水マッサージを受けているようで、ヤミツキになります。

お勧めは据え置き型

ドルツには、据え置き型とコードレスのハンディタイプがありますが、据え置き型をお勧めします。
据え置き型は、ボックスティッシュ１箱分くらいの設置スペースと洗面台に空いているコンセントが必要ですが、普段ドライヤーで使っているコンセントを共有すればOKです。

ポイントは水量

ハンディタイプとの一番の違いは、１回の水の量です。ハンディタイプが130mlなのに対して、据え置き型では１回に600mlの水を使うことができます。これは時間でいうと、ハンディタイプは35秒使用できるのに対して、据え置き型は1分50秒使い続けることができます。

無限に使える

使ってみるとわかりますが、あまりの気持ちよさに２分程度でも短い気がすることもあります。30秒ぐらいではとても足りません。据え置き型の１回の容量は600mlですが、これでも足りないときは、使いながら水を継ぎ足していくことができるので、実質、気のすむまで連続して使い続けることができます。それと本体を持つ必要がなく、ノズルだけですので、手が疲れるなんてこともありません。

無段階調整

ハンディタイプは、ジェット水流、バブル（ノーマル）、バブル（ソフト）の３段階ですが、据え置き型には、本体に水量調製のダイヤルが付いており、ジェット水流、バブルの水量を１～５の範囲で調整することができます。水流調整のダイヤルの目盛は５段階ですが、段階の境目がないので、2.3とか3.8とか好みの水勢にできます。

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ハンディタイプはお風呂でも使えるというメリットがありますので、普段から入浴中に歯を磨く習慣の人はこちらがよいかもしれません。

ドルツの欠点？

一つは癖になるという点で、ドルツをやらないと口の中が汚れているような気分になる点です。
もう一つは結構うるさいという点です。強力な水勢のためには、仕方ない面もありますが、環境によっては、真夜中は避けた方がよいと思います。100均でも緩衝マットの類は売ってますので、それを本体の下に敷くと多少は違います。

日本歯科医師会推薦

これまでウォータピックで歯磨きを代用しようとする人が多かったせいか、歯科医師はウォーターピックを認めていませんでしたが、パナソニックのドルツの据え置き型（EW-DJ61）とハンディタイプ（EW-DJ51）は、ウォーターピックで初めて、日本歯科医師会の推薦を受けています。

携帯用も出た

家以外でも、職場でも出張中でもドルツをしたい人用に、乾電池で動く携帯用も出ています。こちらは日本歯科医師会推薦のマークはありませんが、165mlの水量があり、ハンディタイプよりも若干長く40秒使用可能です。

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比較表