アマゾンで買った中古本を開いてみて、ラインマーカーだらけの本だったことはありませんか?何も確認せずに安さだけで選ぶと、ヒドイ状態の中古本が送られてきます。買い物カゴに入れる前に、ちょっと確認すれば防ぐことができるかもしれません。

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アマゾンでの本選びで後悔しないために

大概の本はアマゾンで買える

買う本が決まっているならアマゾンです。
あなたが潔癖症でないなら、大概の本は古本で十分です。

古本といいながら、読む分にはほとんど問題ないし、新品同様の本も多い。

本

狙い目は、ロングセラーや名著、何年か前のベストセラーです。こうした本は、買ったけど読まなかった本、すぐに読み終わって売られた本が多い。

中には1円でもキレイな本も珍しくない。
(1円といっても実際は配送料で250円くらいはかかる)

アマゾンの「良い」のレベルはさまざま

アマゾンで販売される古本の状態は、「ほぼ新品」「非常に良い」「良い」「可」で示されます。「良い」でも古本であること(既使用感)が気にならない本も多い。

ただし、中には十数ページにラインマーカーが塗られた本が、「良い」として送られてくることがあります。「可」の評価の本は、最初からあきらめもつきますが、「良い」の状態は出品者で結構違います。

そもそも「非常に良い」「良い」「可」のランク分けには、アマゾンのガイドラインがあります。
「良い」と評価してよいのは次の状態の本です。
(1) 使用されていても、きれいな状態の商品。
(2) ページやカバーは完全な状態で背表紙に多少の傷が見られる商品。
(3) 半分以下のページに書き込みや線引きがある商品。
(4) 蔵書印が付いている商品。

問題は(3)です。
カキコミや線、ラインマーカーがあっても、半分以下のページになら「良い」になる。極端な話、200ページ中、マーカーを引いたページが100ページまでなら、「良い」と評価しても間違いではないことになる。
ですが、そんな本を受け取った側では納得いかない。

出品者の評価は重要

アマゾンのガイドラインをタテに、マーカーだらけの本を「良い」として出す出品者もいる。

そんな本に当らないためには、ひとつは「コンディション」の欄を見ておくことです。カキコミや折れがないと書いてあることも多いし、「良い」としてあっても、線やマーカーがあることを正直に書いてることがあります。

もうひとつは、出品者の評価です。
98%以上の評価者が望ましいですが、それ未満で、しかもコンディションの記述が曖昧なら、買った人のコメントを確認した方がよいでしょう。評価が低い理由が、発送が遅かったり、領収書がない程度のものなら、本自体はそれほどひどくないかもしれません。

それでも「良い」とは認めたくない本が送られてきた場合は、アマゾンからの評価依頼メールに対して不満を返信することです。出品者から返品受付のメールが届くかもしれません。

■アマゾン偽レビュワーに騙されない

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