クレジットカードは便利ですが、クレジットカードの使い過ぎで自己破産してしまう人もいます。クレジットカードを使うルールを知らないと、知らず知らずに借金が増えていきます。カードを持つならこれだけは知っておきましょう。
クレジットカード ~カードに振り回されない~
クレジットカードはかならず必要になります。
かたくなにカードを拒否する人もいますが、カードを持っていないと、ちょっとした買物のたびに銀行に行かなくてはならないし、常に財布に2,3万円は入れておく必要があります。
また、海外にいったときに、カードをもってないと常に多額の現金を持ち歩くことになります。
ただし、カードを拒否する人がいるように、使い方を誤ると危険な面もあります。そこで、自分のなかでルールを決めておくことが重要です。
例えば
1.次回引落ができる以上の金額は使わない
次の給与やボーナスで引落できる金額以上のものを買ってはいけない。
2.リボ払い、分割払いはしない
リボ払いにすると、延々と借金が続くことになるし、金利も取られる。分割でも同じ。
基本は、1回のボーナスで買える以上の買物はしないことです。
もし、車などの大きな買物でローンを組む必要があるときは、
車屋と銀行ローン(マイカーローンなど)を比較してどちらかからにする。
3.5千円以下の買物では使わない
生活費など小額のものまでカード払いにすると、次の引落の金額の目安がつかなくなります。
お勧めはVISAカード
クレジットカードは、VISA、アメックス、マスターなどいくつかありますが、使える場所が多い点から、VISAカードにしましょう。国内でアメックスやマスターカードが使えて、VISAが使えない店はまずありません。(逆はたまにあります)
カードの引落銀行口座は、給与振込み口座にする。
公共料金(電気、ガス、水道)、携帯、ネット、NHK、保険料など毎月定期的に払うものは、可能ならすべてカード払いにする。
その分だけカードにポイントがつくというおまけもありますが、なにより、引落金額が毎月のカード会社の明細に一覧で表示されます。その月の引落額がすべて分かるし、チマチマと5日や20日や月末など、いろいろな日に引き落とされ、知らないうちに銀行残高がたりなくなることもなくなります。
転勤した場合も、銀行引落の切り替えの手間が多少はぶけます。
また、カードには海外旅行時の保険もついているでの、海外旅行の際も安心感があります。
年会費無料よりも保証
カード発行会社によっては、年会費無料というところもありますが、海外旅行時の保険などが手薄な場合もあるので確認は必要です。そのあたりはネットのカード比較サイトでチェックしておきましょう。
もし、楽天でよく買物をするなら楽天カードもよいかもしれません。
ただし年会費無料といっても、ETCカードが別料金だったり、大量のメールが来たり、いざというとき電話がつながりにくいなどの話も良く聞きます。
三井住友VISAは、銀行系カードのなかでは、よくまとまっています。
使うカードは1枚
いろんなカードにクレジット機能がついており、店側は「年会費無料」とか「ポイントが倍」とか、クレジット機能付きを進めてきます。クレジット機能付きのカードを数枚もったとしても、銀行引き落としに使うカードは1枚にしましょう。買うときにはその店のカードを見せ、支払い時にはメインのカードで払う。
1枚にしておくとそのカードにポイントが集まり、毎月の支払明細も一枚にまとまります。何より大事なのは、そのカードでのあなたの信用力が増していくということです。信用力が増すと、使える額が増えたり、ゴールドカードへの切り替えが簡単になります。
カード会社は安心感が第一
銀行口座は転勤などで変えることもありますが、クレジットカードは長い付き合いになるので、安心感を重視しましょう。
クレジットカードを持つと、いずれゴールドカードに切り替えたいでしょうが、年会費の安いゴールドカードはそれなりの設定になっています。また実力もないのにゴールドにすると返って反感をかうことになります。