入社してみてブラック企業だったことに気づいては遅すぎます。ブラック企業はそこに居続けるだけで不幸が増していきます。入社を決める前に、プラック企業特有のシグナルを見落とさないようにしましょう。

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ブラック企業のシグナル

もし、残念ながら、早く辞めた方がよい場合、次にまたブラック企業に入らないためのアドバイス

1.求人広告:次のような求人広告は要注意です。

・しょっちゅう求人広告を出している。
・社員数に比べて求人数が多い。
・極端な実力主義で給与例の幅が大きい。
・求める人材に対する条件が無いか少ない。
・仕事内容がよくわからない。あいまいに書いてある。
・勤務条件、福利厚生に関する情報が少ない。

2.業界:社会的存在意義の乏しい業界は危ない。

会社で一番重要なのは、その会社の永続性です。社会的に必要とされていない会社は、結局長続きしない。

・一部の金融先物・商品先物販売会社
・上場企業グループ以外の一部の中小証券会社
・一部の健康食品(特定保健用食品でない)製造・販売会社
・いかがわしい商品、必要性の乏しいサービスの製造・販売会社
・その会社がなくても誰も困らないような会社。

3.ネット:2チャンネル系の情報は確認しておく。

企業によっては、ホームページがなかったり、貧粗だったりすることもありますが、創業まもなかったり、ネットでの情報提供を必要としない業種だとそういうこともありえます。要注意ですが、それだけで判断してはいけない。

むしろ2ちゃんねる系の情報に注意しましょう。どんな企業でも悪口をいう元社員はいますが複数人いる場合は要注意です。

4.面接:以下に該当したら要注意です。

・社長または右腕(ナンバーツゥー)が人として尊敬できそうにない。
・面接官がエラソーにしている。逆に必要以上に下手にでる。
・こちらに関する質問は少ないが、自社の自慢ばかりする。
・面接時間が短い。回数が少ないのにすぐに採用になる。
・フロアにいる社員にやる気が感じられない。
・逆に妙にピリピリしている。

できる社員は会社の財産ですが、できない社員は固定負債です。このため普通の会社は、応募者が財産になるのか負債になるのか、人間性に関心をもって質問します。
一方ブラックな会社は、社員を使い捨てと考えているので、すぐ辞めることを前提に話を進めがちになる。

5.心配なら勤務の実態を事前確認しておきたい。

通常の平日の夜10時以降、本社・本部の全フロアーに電気がついているようだと、間違いなく拘束時間の長い会社です。

結局は社長次第

民間企業は、結局は社長次第です。東証一部上場の大企業でも社長の方針で会社はガラッと変わります。(逆に社長が何を言っても変わらない会社は問題です。)まして、大企業でないなら、その会社に勤め続けるべきかどうかは、社長次第です。

社長を尊敬できるか
たとえ現在の労働環境に問題があっても、給与面で不満があっても、あなたがその会社の社長を「人として」尊敬できるなら、多少の不満はあっても、今は辞めるときではありません。

社会がどんどん変わってきている以上、生き残っていくために会社も変わっていく。5年、10年たてばもっと良くなっていくか、あるいは無くなっているかです。

そのカギを握るのは社長です。
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